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感染性胃腸炎

感染性胃腸炎について

感染性胃腸炎ってなんだろう?

感染性胃腸炎とは、主にウイルスや細菌などの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。

原因となるウイルスには、「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「サポウイルス」、「アデノウイルス」など、細菌には「腸炎ビブリオ」、「病原性大腸菌」、「サルモネラ」、「カンピロバクタ」などがあります。
主な症状は腹痛・下痢、嘔吐、発熱です。「ロタウイルス」、「アデノウイルス」による胃腸炎は、乳幼児に多く見られます。

これらの胃腸炎は、症状のある期間が比較的短く、特別な治療法がないことから、ウイルス検査を行わず、流行状況や症状から「感染性胃腸炎」と診断されることもあります。

感染性胃腸炎にはどのようにして感染するのでしょうか?

原因となる微生物によって汚染された食事や水を食べたり飲んだり、感染した人の便や吐き出したものに触った手を介して、微生物が口に入ったりして感染します。(経口感染)

感染性胃腸炎の症状はどんなものがありますか?

1~2日間の潜伏期間を経て、典型的には、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、37℃台の発熱がみられます。(症状の程度には個人差があります)。

ノロウイルスを原因とする場合、症状が続く期間は1~2日と短期間ですが、ロタウイルスを原因とする場合は5~6日持続することもあります。
また、ロタウイルスによる感染性胃腸炎の場合、便が白色になることもあります。

治療はどのようにして行うのでしょうか?

ウイルスを原因とする感染性胃腸炎への特別な治療法はなく、症状を軽減するための処置(対症療法)が行われます。通常、おなかの調子を整えるために整腸剤を処方します。

また吐き気が強い場合には吐き気止めを用います。下痢止めは腸内の細菌や毒素の有害物を体の外へ排泄する生体防御反応の面があるのであまり使用しません。また細菌性が疑われる場合には抗生物質を使用します。

症状の経過が長い場合や、脱水のため、点滴や入院が必要と考えられる場合は内科や小児科をご紹介いたします。

自宅での注意点は?

  • 最初の半日ぐらいは吐き気や嘔吐がひどいので、その間は無理に食事をしないで結構です。
  • 吐き気が落ち着いたら、水分を少量ずつ数回にわけて飲ませてみましょう。その後で吐いたりしなければうどんや柔らかめのご飯などを少しずつあげてみてください。(脂っこいものは避けましょう。)
  • 母乳やミルクはそのままあげてもらって結構です。
  • 入浴やシャワーは構いません。お子さんではお尻をきれいにしてください。
  • 乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので、早めに医療機関を受診することが大切です。

予防のポイントは?

  • 最も大切なのは手洗いとうがいです。特に排便後、また調理や食事の前には石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
  • 便や吐き出したものを処理する時は、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
  • カキなどの二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱しましょう。(中心温度85℃、1分以上の加熱が必要です)

いつごろから学校や幼稚園に行っていいのでしょうか?

学校保健安全法では、出席停止について特に明記された疾患ではありません。
嘔吐や下痢がおさまり、患者さん本人の体調が改善すれば、登園・登校は可能です。

また症状が消失した後も、約1週間は便の中にウイルスが排出される可能性があるため、登校後も手洗いをしっかりと行うことが大切です。

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